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ユーザーの未来像を表現する訴求ポイントが心に響く
カタログ、映像、ホームページ・LPなど、マーケティング施策における制作にあたりユーザーへ伝えたい、強調したい内容のことを訴求ポイント呼びます。
訴求ポイントは、単に製品・サービスの特長を羅列するだけでなく、ユーザーにもたらす価値、つまりベネフィットを明確に、端的に核心的な内容にする必要があります。
徹底的にユーザー視点に立つことが不可欠となります。
情報過多の時代であり、消費者は常に多くの選択肢に囲まれている状況で、単に「高性能です」「多機能です」と伝えても、ユーザー層の心には響きません。
なぜなら、ユーザーが求めているのは、その製品・サービスを通じて「自分の課題が解決できるのか」「より快適な生活を送れるようになるのか」といった、具体的な未来の姿だからです。
たとえば、高性能な掃除機を売りたいとします。「吸引力99%」というスペックを強調するだけでは、多くの人は「へぇ、すごいな」と思うかもしれませんが、それが自分にとってどんな意味を持つのかはピンとこないかもしれません。
しかし、訴求ポイントを「たった5分で部屋の隅々までピカピカに。週末の掃除時間を家族との時間に変えられます」とのメッセージにするとどうでしょう。
このメッセージは、単なる機能などの特長ではなく、「掃除の負担軽減」というベネフィットを通じて、「家族との時間創出」という価値を明確に伝えています。
これにより、ユーザーは「この掃除機を使えば、面倒な掃除が楽になり、大切な人と過ごす時間が増えるんだ」と具体的にイメージすることができます。
このように、訴求ポイントは、ユーザーが抱える潜在的なニーズや課題を想像する、読み解く、それに対する解決策を提示することが重要です。
そのためには製品・サービスをユーザー視点として客観的に、「なぜこれを買いたくなるのか」、「利用することでどんな良いことが待っているのか」を深く掘り下げ、未来像をイメージしてもらうことが販売向上に繋がる鍵となります。
開発ご担当者様視点に立つと、こだわりやスペックに目が行きがちですが、 ユーザーの立場で問い直してみる必要があります。
ベネフィットを簡潔かつ印象的な言葉で表現することが、ユーザーの心に響く訴求ポイントになります。
訴求ポイントは、単なるスペック説明ではなく、ユーザーの心に語りかけ、行動を促すためのメッセージなのです。様々なメディア制作ごとに、最も効果的に響く表現の開発が求められます。
弊社では上記心理学のような観点もふまえ、ユーザーが欲しくなる、利用したくなるクリエイティブ制作をご提供しております。
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投稿日: 2025年08月13日