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単なる認知向上では販売向上に繋がらないワケ(後編)

前回、マーケティング戦略における「認知」の考え方として
認知を無効化するのではなく、有効化するための様々な考え方を解説しました。

ユーザーは製品・サービスを選ぶ際、単に「ブランド名を知っている」というだけではなく
多くの認知の観点をふまえ購入に至ります。

単に製品・サービスの名称を知られるだけでは十分ではなく、様々な観点から認知される必要があります。



今回はこの2点からポイントを解説します。

①:ユーザーによる様々な観点の認知
②:購入に至るまでの多段階認知

① 認知される観点
ユーザーが製品・サービスを選ぶ際、意識、無意識の思考・感情の中で
以下の観点から認知され、購入イメージを持ってもらうことが重要です。



② 購入に至るまでの多段階認知

様々な考え方がありますが一般的に、認知のプロセスは以下のような段階に分けられます。

1:無認知
消費者がその製品・サービス、あるいはブランドの存在をまったく知らない段階

2:ブランド認知
製品・サービスの名前を「聞いたことがある」段階


ここにはさらに次のような段階にい細分化できます

●想起認知:最初に思い浮かぶブランド名

●助成認知:見たり聞いたりすればブランド名を思い出す

●無助成認知:ブランド名を聞かなくても自発的に思い出せる

3:理解
製品・サービスの特性やベネフィット、用途などある程度理解している段階

4:好意・好感
製品やブランドに対して好意的または否定的な印象を持つ段階

5:比較検討
実際に選択肢の一つとして考え始め。競合と比較し始める段階

6:購入意向~購入
近い将来、あるいは必要性を感じて購入しようと考えている段階


このように認知は単なる「知っている」にとどまらず、多面的で段階的なプロセスがあります。

マーケティング戦略を経て、実際のプロモーションを実施する際
「どの段階にいるユーザーへアプローチするか」、「どの観点の認知を獲得したいのか」、
「どのようなメッセージを伝えるべきか」など目的化した設計が必要となります。

お役立ち情報

投稿日: 2025年05月27日