1. TOP
  2. > お役立ち情報> 見落とされがちになる製品・サービスジャンルごとに異なるユーザー購入プロセス~意思決定のツボ

リアル×WEB ハイブリッド
総合マーケティング支援

リアル×WEB ハイブリッド
総合マーケティング支援

トピックス/集客・
マーケティングに関する
お役立ち情報

見落とされがちになる製品・サービスジャンルごとに異なるユーザー購入プロセス~意思決定のツボ

日々の生活でユーザーが様々な製品やサービスを購入する際のプロセスや意思決定は
認知形成が起点になる等、業種を問わず共通する面も多くありますが
購入に対する意識(心理)は製品・サービスの業種、ジャンルによって大きく異なります。

今回はわかりやすく、日常的に購入する身近な製品・サービスと
専門知識が問われるような買い回る製品・サービスを例に、
それぞれの購入プロセスと意思決定のポイント、マーケティング戦略について解説します。

【日常的に購入する身近な製品・サービス】
例: コンビニエンスストアのスイーツ、スーパーの食料品、ドラッグストアの洗剤等



●ニーズの知覚(認識)~購入意思決定特性
「ちょっと甘いものが欲しい」、「洗剤が切れそうだ」など、購入ニーズが発生。
低価格で手軽に購入でき日常生活に密着しているため、比較検討以上にその時の気分、セール品等衝動買い、         
習慣的な購入が大半。

・情報収集: 店頭のPOPやパッケージ、チャネルごとの販売価格を参考に情報収集
・購入決定: 価格やブランド、口コミなどを比較検討し、購入を決定
・購入後の評価: 味や使い心地などを評価し、次回購入に影響

●マーケティング戦略例
店頭でのPOPや陳列に工夫を凝らし、衝動買いを促す。
SNSやインフルエンサーを活用し、話題性を高める。
ポイントプログラムやクーポンなどを活用し、リピーターを獲得する。


【買換え頻度の少ない買い回り製品・サービス】
例: 家電製品、家具、衣類、旅行商品等

●ニーズの知覚(認識)~意思決定特性
「新しい冷蔵庫が欲しい」「旅行に行きたい」など、明確なニーズが発生する。
高額な製品・サービスとして購入後の後悔をしたくない、失敗を避ける心理がより働き
慎重に検討を重ねるプロセスを経て、購入に至る。

・情報収集: インターネット検索、比較サイト、店舗での説明などを参考に情報収集
・比較検討: 価格、機能、デザイン、口コミなどを比較検討
・購入決定: 慎重に検討を重ね、購入を決定
・購入後の評価: 長期的な使用感や満足度を評価し、次回購入に影響

●マーケティング戦略例

詳細な製品情報や比較コンテンツを提供し、情報収集をサポート
ショールームや体験イベントなどを開催し、製品への理解を深める。

長期保証やアフターサービスを充実させ、安心感を提供する
SNSでの情報発信や、顧客レビューの掲載による信頼性の向上。

以上のように、製品・サービスの種類によって、ユーザーの購入プロセスや意思決定は大きく異なります。
この基本ポイントを押さえ、ユーザーの心理面をふまえたマーケティング戦略を立てることが、
顧客満足度向上から売上拡大につながります。

お役立ち情報

投稿日: 2025年04月11日