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ユーザー目線に立ったマーケティングフレームワーク4Cの考え方
マーケティングの基本的なフレームワークとしてよく知られる4Pですが これは企業側からの目線として生み出されたものであり、昨今ユーザー目線の重要性が 問われるようになり、市場活動をユーザーの立場から捉えたフレームワーク4Cの考え方が広まりつつあります。
それぞれ同じ市場活動を捉えていますが、違いをご説明します。
■4P:製品・サービスをどのように打ち出すかの戦略
「Product(製品・サービス)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(プロモーション)」の頭文字を取ったもので、企業が製品を市場に投入し、売上を上げるためにどうすべきかを考えます。
- Product: どのような製品・サービスを提供するのか
- Price: いくらで販売するのか
- Place: どこで販売するのか
- Promotion: どのように製品を宣伝販促して、購買を促すのか
■4C:ユーザーにとっての価値を考える戦略
「Customer Value(顧客価値)」「Customer Cost(顧客が負担する費用)」「Convenience(利便性)」「Communication(コミュニケーション)」の頭文字を取り、ユーザーが製品・サービスを購入する際に何を重視するかを考えます。
- Customer Value: 製品・サービスが顧客にどのような価値をもたらすか
- Customer Cost: 購入にかかる費用(時間や労力も含む)はどうか
- Convenience: 顧客が簡単に手に入れられるかどうか
- Communication: 顧客と企業が双方向に情報をやり取りできるか
4Pが「企業が何を売るか」という視点、4Cは「ユーザーはどんなベネフィット(メリット)を得るか」という視点に立っています。多様化した市場では、企業側の都合ではなく、ユーザーの視点に立つことが重要であり、価値として感じてもらえるかどうかがマーケティング戦略の成否を左右します。
この考え方をマーケティング戦略として具現化することで、売上向上に繋がる可能性が高まります。
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投稿日: 2025年09月18日