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今年に入り、急速に各メディアで取り上げられることが多くなったAI搭載対話型チャットCHATGPT。OpenAI社が開発し2022年11月にリリースされて以降、2023年2月には1億ユーザーに到達したとの記事も見受けます。

一般的に検索エンジンで検索する場合は、検索結果表示された情報（サイトコンテンツ）の中から自分で取捨選択を行う必要がありますが、CHATGPTでは知りたい情報がピンポイントで回答されます。

回答精度は技術開発に伴い今後改善されていくのでしょうが、ユーザーがインターネット利用する大きな目的の一つである『知りたい』欲求を満たしてくれるツールとして発展、普及していくように思えます。

そうなると検索エンジンの存在意義が大きく崩れることも考えられ、Googleが全社的に「非常事態宣言」を発出して危機感を露わにしているのも理解できます。

MicrosoftがOpenAI社へ多額の開発投資行い自社検索エンジンBINGと連携されることで、検索エンジン利用時にGoogleからユーザーが移行していくこともあり得、リスティング等のWEB広告、SEO施策にも大きな変化が生まれる可能性もあるではと考えています。

さらにユーザーがグルメ、美容などの店舗を探し、選ぶ際にも活用されることが想定され、各種ポータルサイトにも変化が起こるかもしれません。

技術開発の進化により回答精度は向上していくのでしょうが、ユーザーとしては検索結果により得る情報と同様に、回答を鵜呑みにし過ぎない点も留意しなければいけない重要なポイントとなるでしょう。